書籍案内

電子負荷療法の理論 ―細胞改善療法序説―

電子負荷療法の実際とメカニズム ―細胞改善療法序説―

はじめに

 『電子負荷療法の実際とメカニズム』の出版以来,治療器の需要がのびると同時に本の売れゆきが増加しましたが,内容的には臨床例と動物実験が主であって,それらの間の理論的な継がりが感じられないことに気づいたのです。
 その理論的な解説,すなわち,電子(e⁻)がなぜ,どのようにして体全体の病的な部位に移動して作用するのであろうか,そしてその電子の動きについての理論が少しでも欲しいと思いました。少しでも要約されていないと,なぜ病気が改善され,治癒もするのであるかが十分に理解されないと気づいたのです。
 このことは従来の各国の伝統医学とか,代替医療あるいは現在の西洋医学を分析して,その良いところ不備な点を批判する機会を与えてくれたのです。そしてそれらを全て整理したものがこの書物になったわけです。
 勿論,十分な理論が得られたか否かは,確かでありません。それは60兆個の細胞によって構成されている人体に負荷される電子の効果は,その細胞内の微小器官への作用が根源になり,しかもこの微小器官の生理作用は難解なのです。
 電子による臨床例と動物実験で明らかな事実が得られたとしても,その事実に至る理論についてはまだ触れていなかったのです。この臨床例と動物実験のデータを辿ってゆくとミトコンドリアにつき当たったのですが,この細胞の中枢にまで分子生物学的に及ぶような作用能力がなくては,体全体への影響は望めないであろうと自分で納得したような次第です。
 読者の皆様と共に,電子が作用する理論を検討してゆきたいと思っています。


目次

はじめに

Ⅰ.各治療医学の良い点,不満な点

  1.インド医学(アーユルベーダ)
  2.中国医学(漢方,つぼ療法,中西医学)
  3.西洋医学(優れた検査方法,外科療法,薬物療法)
  4.日本の伝統医療

Ⅱ.電子負荷療法の歴史

  1.創始者
  2.医学的根拠の確立(EBM)
  3.電子療法と命名
  4.代替医療への参入

Ⅲ.電子の体内への入り方

  1.マイナス空気イオンよりの考察
  2.経穴(つぼ)と電子
  3.γ2-G(e-の担体)の発見
  4.水和電子(e- aq)
  5.陽電化現象と電子

Ⅳ.電子負荷療法の根拠

  1.電子は半導体Dとコンデンサー理論により与えられる
  2.生体に与えられる電子の数
  3.自由電子の体内循環の形
  4.人体に負電荷を負荷すると(電子負荷)細胞の活動電位に影響を与える
  5.体液をアルカリ化する
  6.酵素作用を促進する
  7.活性酸素を消去する
  8.細胞,特に神経細胞の活動電位を正常化(活性化)する
  9.自律神経失調症を正常化する
  10.細胞性および液性免疫力を増強する
  11.染色体の損傷を回復させる
  12.睡眠を促進させる
  13.放射線障害を改善させる
  14.放射線治療時の副作用を防止する傾向
  15.IgE量を正常化してアレルギー疾患を改善する
  16.抗癌剤の副作用を改善・防御できる
  17.食細胞・単球などの食作用の増強が推察される

Ⅴ.ミトコンドリアの機能を促進する

Ⅵ.気管支喘息が改善・治癒する理由

Ⅶ.癌疾患の予防と治療

  1.癌細胞はマイナスに荷電している
  2.染色体の回復
  3.免疫力の増加
  4.放射線療法とか抗癌剤の副作用が生じなくなる

Ⅷ.ウイルス性疾患はすべて予防・改善が可能である

Ⅸ.再生医療への応用が可能である

Ⅹ.電子は自然治癒の促進剤であろうか

  1.未病とその治療法
  2.電子は地球の各所で生じている

XI.治療上の注意

XII.使用時の要点

付録 No.1
付録 No.2

あとがき

参考文献

索 引

著者紹介